
🏡 Kitamura House が大切にしていること
子どもが失敗したり、友だちとトラブルを起こしたとき、
私たちは叱るのではなく、「本当は何をしたかったのか」を一緒に考えるようにしています。
なぜなら、失敗やつまずきは子どもにとって “成長のチャンス” だからです。
Kitamura House では、EF(Executive Function=実行機能)の発達を大切にしています。
叱るのではなく、深く話し合い、気づきへ導き、子どもが自信を持って前に進めるよう支援します。
✨ How to: 園長先生の子どもが育つ4ステップの声かけ方
1️⃣ まずは「気持ちを理解すること」から
子どもが失敗したとき、私たち大人はつい「どうしてそんなことしたの!?」と言ってしまいがちです。
でも、大切なのは大人がまず落ち着いて、やさしく耳を傾けることです。
- ✅ 「何をしたかったのかな?」
- ✅ 「本当はどうしたかったの?」
こうした問いかけは、子どもが自分の気持ちに気づき、自己理解を深める手助けになります。
たとえば、友だちのおもちゃを取ってしまった子も、実は「おもちゃで遊びたかった」だけで、どう誘えばいいのかわからなかっただけなのかもしれません。
2️⃣ 解決を始める前に「いいよ」と伝える
🙆これはとても大切なステップです🙆
子どもがやりたいことを話し始めたとき、まずこう声をかけましょう:
✅ 「それをやってみたかったんだね、いいよ。」
こうした言葉は、子どもの心を開き、安心して聞く耳を持てるようになります。
「自分の気持ちが否定されていない」と感じられるからです。
そのあとで、次のように問いかけします:
「じゃ、それをするためには、どうしたらいいと思う?」
これは信頼関係を築き、子どもが落ち着いて考えられる土台をつくります。
3️⃣ 行動をふり返る質問をしよう
子どもの心が落ち着いたら、一緒に他の方法について考えてみましょう。
✅ 「もしそれをしたいんなら、どうしたらいいと思う?」
正解を与えることが目的ではありません。
子ども自身に考える機会を与えることで、実体験から学べるのです。
これは「分析力」「問題解決力」といったEFスキルのトレーニングになります。
たとえば、「友だちのおもちゃで遊びたい」ときは「そのおもちゃで遊びたいんだね、いいよ。じゃ、どうしたらいいと思う?いっしょに遊ぼうって言ってみようか?」という声かけもできます。
4️⃣ 子どもが「ごめんね」と言えたとき
トラブルが落ち着き、子どもが気持ちを整理できたら、もう一度ふり返ってみましょう:
- 😔 その行動はよかった?よくなかった?
- 😔 まわりの人にどんな影響があったかな?
- 😔 どうすれば責任をとることができるかな?
子どもが素直に「ごめんなさい」と言えた時は、
自分の誤った行動を認識し、責任をとる覚悟ができたという証です。
その時は、その覚悟を認めてあげて、自信につなげてあげましょう。
- ✅ 「素直に謝ることができたね。よくできました!」
- ✅ 「ごめんねって言えたのは自分の行動に責任を持てたことだよ。よくできました。」
- ✅ 「失敗と向き合えたね。よくできました。」
大人のこうした言葉は、子どもの
- ❤️ 自己肯定感(Self-esteem)
- ❤️ 自己制御力(Self-regulation)
を育み、社会の中で他人と共に生きていくための大切な力を育みます。
☁️ 親も子どもと一緒に学んでいこう
子育てに完璧な正解はありません。
時には感情的になってしまうこともあるでしょう。
でも、あとで子どもと話しながら、
「次はどうすればいいかな?」
とふり返ることができれば、親も一緒に成長していけますね。
Kitamura House では、日々のコミュニケーション、傾聴、そして許しを通して、
子どもと共に学び合う日々を大切にしています。
🌈 今日からできる4ステップ
- ✅ Step1. 「何をしたかったのかな?」
- ✅ Step2. 「君ならできるよ」
- ✅ Step3. 「じゃあどうすればよかったかな?」
- ✅ Step4. 「ごめんね」が言えたら、あたたかくほめよう
これだけで、子どもの心に大きな変化が生まれます。
✨ 最後に
「失敗」は「ダメなこと」じゃない。それは 「学びのチャンス」です。
私たちが「子どもは変われる・学べる存在だ」と信じるなら、子どもに寄り添い、あたたかい心で成長を支えることができます。
さあ、今日から始めてみませんか?💛
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